高等法院(高等裁判所)は3月30日、本土派政党「熱血公民」の鄭錦満・副主席に対し「セントラル占拠行動」に関連した罪で禁固3カ月の判決を下した。31日付香港各紙によると、2014年11月25日に旺角の占拠地でミニバス会社が申請した裁判所臨時禁止令の強制執行が行われた際に警官隊との衝突が発生し、17人が強制執行を妨害したことにより法廷軽視罪で起訴された。裁判官は「鄭氏が拡声器を持って禁止令の範囲内に長時間とどまるなど旺角占拠を組織した1人であることは明らか」と指摘。罪を認めたもの反省の色が見られないため、上訴・保釈を拒否し、鄭氏は即時収監された。またもう1人に禁固1カ月および罰金1万ドル、執行猶予1年の判決が下され、他の被告15人については来年5月に処理される。占拠行動で法廷軽視罪による判決は初めて。さらに同事件翌日の26日にも衝突が発生し、20人が法廷軽視罪で起訴されている。香港衆志の黄之鋒氏ら学生リーダーが含まれており、今年7月に公判が行われる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17161