９月１４日にシーズン開幕となった香港競馬だが、この日の１日当たりの馬券売り上げと入場者数が、過去２０年で最高を記録したことがわかった。１５日付香港各紙によると、この日の売り上げ金額は１１億３９００万ドル、入場者数は７万４２８１人だったという。それまでの過去最高だった昨年の９月８日の１０億３２００万ドルから１０．３％、６万６２５７人から１２．１％と急増した。人気の理由は、３レース三連複で配当総額３０００万ドルなど射幸性の高いレースを設けた結果だが、賞金総額が１億５０００万ドルに達した昨今の六合彩人気とあわせ、ギャンブル依存を煽っているだけと批判の声も多い。一方、開幕当日に沙田で開かれた開幕式典には林鄭月娥・政務長官も参加。行政長官杯の優勝馬にトロフィーを授与し、華を添えた。【関連記事】