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全人代委員長、香港の各種状況への備え示唆
全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は8月26日、6つの部会に分かれて香港の政治体制改革について討議した。27日付香港各紙によると、部会の1つに出席した全人代常務委の張徳江・委員長は(1)中央は2017年の普通選挙実現の目標達成を望む(2)行政長官が愛国愛港であることは基本的な政治要求で、普通選挙は国家の安全を考慮しなければならない(3)国家は香港で発生する各種状況への対応に十分な準備がある――と述べた。討論では多くの委員が国家の安全問題を注視し、外国勢力の干渉を強く警戒していたという。民主派は31日、立法会議事堂前に集まって全人代常務委の決定をテレビ中継で見守り、次なる行動を協議するもよう。香港専上学生連会(学連)は9月に授業ボイコットを行う準備を進めており、香港中文大学での抗議集会を計画している。【関連記事】