全国人民代表大会（全人代、国会に相当）常務委員の范徐麗泰（リタ・ファン）氏（前立法会議長）は８月２５日、セントラル占拠行動の発起人らが強硬な発言をすれば全人代常務委の決定はより引き締めが強くなるとの見方を示した。２６日付香港各紙によると、范徐氏は「香港の政治地位に中央と交渉する資格はなく、対話と意思疎通を図るだけ」と述べ、過去の経験からみて行動が強硬になればなるほど中央の反応は堅固になると指摘。違法行為の脅迫によって中央が軟化すれば、その後さらに違法行為が増えることになるからだ。このため「セントラル占拠を推進する行為や言論が増えれば増えるほど、全人代常務委の決定はますます具体的になる」とみる。またセントラル占拠行動の戴耀廷・発起人に対し、運動は自分だけでやるべきで１８歳未満の若者を先鋒にすべきではないと批判した。【関連記事】