全国人民代表大会（全人代、国会に相当）常務委員会の会議が８月２５日から始まり、香港の政治体制改革について討議される。同日付香港各紙によると、消息筋情報では指名委員会が行政長官候補を指名する唯一の指名機関であることが明確に規定され、指名委員会は選挙委員会を参考にすることとし、候補者数の上限が設けられるとみられる。注目される指名のハードルについては指名委員会の「過半数の支持が必要」または「少数は多数に従う」とするなど表現方法は確定していない。３１日に決定を下し、９月１日に中央高官が来港して説明会を開く予定だ。セントラル占拠行動の戴耀廷・発起人は、過半数のハードルや候補者数を２～４人に制限することが決まった場合はセントラル占拠を発動すると表明。ただしまだ１万人の参加者を集める自信はないという。３１日に全人代の決定が下された後に真普選連盟、民主党、学民思潮などと６者会談を開いて協議するという。【関連記事】