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民主派、普通選挙案を否決する承諾書に署名
民主派議員26人は8月20日、深セン市で行われる中央高官との会談に先駆けて「政治体制改革承諾書」に署名し、政府が国際標準にかなっていない改革案を提出した際は否決することを申し合わせた。21日付香港各紙によると、承諾書では国際標準にかなった改革案が最低条件と表明しているが、何が国際標準であるかは各自の解釈に委ねられ、「住民指名」を掲げていないことから譲歩したとの見方もある。だが公民党の毛孟静氏は「国際標準には当然、住民指名を含む」と指摘。承諾書は26人の投票を縛り付けるものかどうかについて、工党の李卓人氏は拘束力はないと述べた。民主派議員27人のうち黄毓民氏だけが署名しておらず、連絡がつかなかったためとされているが、黄氏はメディアに対し何ら連絡を受けていないことを明らかにした。【関連記事】