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中連弁主任、民主派と会談し国家の安全強調
中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の張暁明・主任は8月19日、公民党、工党、街工の議員と会談し、3日間で4回に分けて行われた民主派議員18人との会談が終了した。20日付香港各紙によると、出席した工党の李卓人・議員と街工の梁耀忠・議員は香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)メンバーでもあり、「一党独裁の終結」を唱えている支連会メンバーが行政長官候補になれるかどうかに話が及んだ。張主任は1国2制度の下で支連会は依然香港で活動できるが、「支連会メンバーの身分では立法会議員にはなれても行政長官にはなれない」と答えた。また張主任は壱伝媒集団(ネクストメディア)の黎智英(ジミー・ライ)会長による民主派への献金問題に触れ、「外国勢力が民主の看板を掲げて香港をコントロールしようとしている」との疑いから普通選挙の方式は国家の安全を考慮しなければならないと説明した。このほか張主任は、中国本土と香港は中央と地方の関係であるため、中央と民主派の間に「対等の交渉」は存在しないと断言した。【関連記事】