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全人代、25~31日に普通選挙問題を討議
全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は8月25~31日に会議を行うことが明らかになった。12日付香港各紙と同日の香港電台(RTHK)ニュースによると、同会議では香港の政治体制改革を討議するため、全人代香港代表の出席者数が6~10人に増える。31日に張徳江・委員長が決定を発表するとみられるが、消息筋は中央が強硬な姿勢を示す可能性を明らかにした。決定では行政長官候補の住民指名を否決するほか、正式な候補となるには指名委員会の過半数の支持を必要とする。ただし2017年の普通選挙が実現すれば将来的に必要に応じ再改正することが可能という。特区政府は民主派の支持を取り付けるため、改革案では普通選挙実現後も指名プロセスを改正できることを明記するよう検討しているもようだ。だが民主党の劉慧卿・主席は受け入れられないと表明し、セントラル占拠への参加を示唆した。【関連記事】