香港２０２０の召集人を務める陳方安生（アンソン・チャン）元政務長官と李柱銘（マーチン・リー）元民主党主席は７月１２日、１週間の英国訪問に出発した。同日付香港各紙によると、２人の訪英はシンクタンクの王立国際問題研究所（ＲＩＩＡ）の招きによるもので、香港の政治体制改革について講演し、各界関係者と会談するなど、先の住民投票や７・１デモなどを基に「香港の民意を英国に訴える」という。葉劉淑儀（レジーナ・イップ）新民党主席は「彼らが外国勢力の力を借りても北京が立場を変えることはない」と述べ、２人の訪英は普通選挙の推進に役に立たないと指摘。香港経済民生連盟（経民連）の梁美芬・議員も「中央と香港の間の不信感や猜疑心を増すだけ」として訪英は賢明でないと述べた。１０日には英国政府が「香港問題の半年リポート」を発表したが、国務院外交部の報道官は１１日の記者会見で内政干渉に反対するとコメントした。【関連記事】