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2014年のパンチラスポット公表
民主建港協進連盟(民建連)婦女事務委員会は7月13日、盗撮被害が起きやすい「走光黒点(パンチラスポット)」を公表した。14日付香港各紙によると、民建連は毎年、香港域内の建物を調査しブラックリストを作成しており、6回目となる今回は19カ所が公表された。ベルトの下が透明なガラスになっているエスカレーターや階段、ガラス製の欄干などはミニスカートやショートパンツを履いた女性の下着が見えやすいという危険をはらんでおり、民建連では該当の建物について改善を要求するとともに注意を喚起している。今年のリストには立法会3楼教育廊や政府本部、チムサーチョイのミラマー商場などが含まれている。今年5月に正式オープンしたばかりの複合施設「PMQ元創方」は構造上ガラスを多用しており、危ないスポットがいくつも見つかった。しかし、建築署とPMQの管理会社の報告では、すでに目隠しシートを張るなどの改善措置が施されたことが分かった。これに対し全く改善が見られない場所もある。セントラルifcモール内アップルストアのガラスの螺旋階段とガラスの床は2012年の調査でリストに挙がったが今も改善されておらず、民建連ではスカートをはく女性への差別にあたるとして平等機会委員会に苦情を申し立てるという。【関連記事】