７月１日には学生団体がセントラル占拠の予行演習として座り込みを行い５１１人が逮捕されたが、セントラル占拠の本番は８月にも実施されるもようだ。３日付香港各紙によると、座り込みを行った香港専上学生連会（学連）の周永康・秘書長は「今回は一連の抗命運動の序幕に過ぎない」と形容し、８月末までに本当のセントラル占拠を行うと宣言した。特区政府と親政府派も８月末にセントラル占拠が発生すると予測。全国人民代表大会（全人代、国会に相当）常務委員会の会議が８月末に行われ、香港の政治体制改革を認めるかどうかを討議し、「住民指名」が正式に否定されるとみられるためだ。また真普選連盟が６月６～１６日に香港大学民意研究計画に委託して行った世論調査（対象１０１６人）では、現在提案されている行政長官選挙の改革案を尋ねたところ、１つも知らない市民が６８％を占めた。さらに先の住民投票で提示された３つの改革案については、３つとも支持しない市民が３１％に上り、トップの真普選連盟案の２４％を上回った。【関連記事】