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海洋公園に新たなサメ展示館がオープン
海洋公園(オーシャンパーク)に6月26日、新たなサメ展示館「捜●探秘」がオープンした。6月27日付香港各紙によると、37年の歴史を持つ旧サメ館の水槽に比べ新館は5倍の広さ。3フロアにわたり、深さは7メートルある。このオープンにともない同館で飼育されているサメとクジラ合わせて150匹が新居へと引っ越した。本来のキャパは220匹であるため、泳ぎ回る様子にはゆとりがある。魚たちはいずれも麻酔を打ってから新水槽へと移動させたが、すべて命に別条なく元気という。飼育中のサメは十数種類、その中には多くの珍しいサメがいる。中でも、1980年代に海洋公園にやって来たテンジクザメは20歳を超える同園で最も長寿のサメ。2000年に南アフリカからやって来てミレニアムにちなんで「海千」と名付けられたシロワニも15歳を超える高齢だ。同園では参観者は1時間に1600人を見込んでいる。また、8月20日までイベント「●胆夏水礼」を開催。ダンサーによるパフォーマンスや水鉄砲合戦などが楽しめる。【●=沙の下に魚】【関連記事】