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漢方飲料の鴻福堂、IPOに向け公募開始
香港を中心に漢方飲料などを販売している健康食品の鴻福堂が、新規株式公開(IPO)に向けて、6月23日公募を開始した。同日付香港各紙によると、同銘柄の1株当たりの公募価格は1~1.3ドル、約1億5800万株を発行し、最高で2億500万ドルを調達する見込みだという。取引単位は2000株で、2626ドルから投資が可能となる。26日正午に公募を締め切り、7月4日に上場予定。鴻福堂はすでに中国本土にも進出済みで、今後1年間で広州や上海などで10店舗を新しく出店する予定だが、2013年の赤字額が320万元に上っており、調達資金はその穴埋めに使われる公算が強い。この日はほかにも、中国本土の有力銘柄である汚水処理の康達国際環保、不動産の国瑞置業も公募を開始した。【関連記事】