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セントラル占拠、立法会突入で懸念高まる
デモ隊による立法会議事堂への突入事件があった前後に特区政府が「セントラル占拠行動」に関する世論調査を行っていたことが明らかになった。6月20日付『星島日報』によると、同紙は「機密」と記された政府内部文書を入手。10~15日に821人を対象に行われた9回目の行政長官普通選挙に関する世論調査の結果で、6つの設問すべてセントラル占拠に関連している。セントラル占拠を「支持する」は26.6%で、前月より0.7ポイント上昇。「半々」は18.1%で同6.2ポイント下落。「支持しない」は過半数の53.4%で同4.6ポイント上昇した。セントラル占拠で暴力事件が「発生する」とみる市民は67.3%で前月とほぼ同じだが、「発生しない」は18.2%で同8.1ポイントも下落した。セントラル占拠の主催者が秩序をコントロールできるとの答えも8.9ポイント下落の21%となった。セントラル占拠で中央の譲歩を「引き出せる」との答えは2.2ポイント下落の7.7%、「引き出せない」は83%に達した。特区政府中央政策組の邵善波・首席顧問は、この世論調査を行ったかどうかについてコメントを拒否した。【関連記事】