「セントラル占拠行動」と香港大学民意研究計画は６月１８日、住民投票のシステムがハッカーによる大規模な攻撃を受けたため、３日間の予定だったネット投票を１週間延長すると発表した。１９日付香港各紙によると、２０～２２日だったネット投票は２９日まで延長。２２日だけだった投票所での実際の投票は２９日にも実施。仮にシステムがさらなる攻撃を受けた場合は投票期間を７月１日まで延長するという。一方、セントラル占拠に反対する「幇港出声」は１８日、コンサルティング会社に委託したセントラル占拠による公共交通機関への影響予測を発表した。セントラル占拠が朝の通勤ラッシュに発生した場合、ビクトリア湾の３本のトンネルは１時間以内にマヒし、数時間以内に３００万人に影響。さらに緊急車両の運行が影響を受け、セントラル占拠が続けば火災、事故、救命などで対処が遅れ一般市民が死亡する可能性もあると指摘した。【関連記事】