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深セン市民の数次ビザ、制限する意向なし
特区政府商務及経済発展局の蘇錦●・局長は6月11日、立法会に出席し、自由行の20%削減など中国本土からの旅行者抑制が検討されている件について答弁した。12日付香港各紙によると、深セン市戸籍住民に認められている数次ビザについて、1日何度でも入境できるのを1日1回の入境に制限することが提案されている。だが蘇局長は、政府が過去4週間の統計を分析したところ、この提案を実施しても旅行者の減少幅は4%以下なので効果が薄いと指摘。数次ビザによる旅行者の9割はすでに1日1回しか入境していないためだ。また過去1年で数次ビザによる旅行者は1000万人余り、中でも日帰り旅行者の1人当たり平均消費額は2000ドル余りであるため、彼らによってもたらされる直接消費と雇用機会創出の効果は軽視できないと述べた。【●=木へんに梁】【関連記事】