バックナンバー
|
|
深セン、愛人と子の遺体の隣で14年間
愛人と子供を殺し、14年もの間遺体を隠していた男(51)が逮捕されたことが明らかになった。6月4日付香港各紙によると、逮捕されたのは先月5日で、現場は深セン市布吉。犯人はもともと香港に家庭を持っていた男で、ギャンブルで数十万ドルに膨れ上がった借金から逃れるため、1998年に香港から姿を消し深センで暮らしていたという。そこで当時20歳の被害者の女性と知り合い、同居を開始。すぐに男の子を1人もうけたが、その後また別に女性ができ、深い仲になるうちに女性と子供の存在が邪魔になり、2000年に2人の首を絞め殺害したとみられている。殺害後はナイロン袋に遺体を隠し、自分が住む部屋と、遺体の保管用に隣の部屋も借りていたという。だが、それから14年たった今年4月、部屋の掃除を依頼された清掃婦がベッドの下に隠されていたナイロン袋に気づき、中を開けてみたところ白骨化した遺体が出てきたため警察に通報。犯人は仕事先の香港から布吉のアパートに戻ってきたところを逮捕された。【関連記事】