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セントラル占拠、住民投票の詳細を発表
「セントラル占拠行動」は5月29日、2017年の行政長官選挙に関する住民投票の詳細を発表した。30日付香港各紙によると、投票は電子投票が6月20日正午から22日午後9時まで。直接投票は22日午前10時から午後10時までで、域内12カ所の投票所で行われる。投票用紙には先に選出された3つの改革案(いずれも違法とされる住民指名を含む)から支持する案を選ぶ質問のほか、投票率を上げるために「政府の改革案が国際基準にかなっていない場合、立法会は否決すべきか」との質問が設けられ、「否決すべき」か「否決すべきでない」で答える。両方の質問とも「棄権」の選択肢を設けた。ただしセントラル占拠は棄権票の数にかかわらず3つの中で最も得票が多かった改革案を推進するため、棄権票は無視される。嶺南大学公共管治研究部の李彭広・主任は「仮に10万人が1つの改革案を支持したとしても、20万人が棄権票を投じたなら問題があるのでは」と疑問を呈した。【関連記事】