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セクハラは日常の一部、バー勤務の女性嘆く
平等機会委員会は5月22日、サービス業従事者のセクハラ被害や差別に関する調査結果を発表した。21日付香港各紙によると、この調査は2013年11月から14年2月に472人を対象にアンケート用紙式で行われたもの。その結果、回答者472人のうち19%に当たる72人が過去12カ月内に勤務中に被害に遭ったと回答。6%は同僚が被害に遭うのを目撃したり、耳にしたことがあると回答した。セクハラ加害者の39%が同等ポジションの同僚、28%がお客だったが、次に多いのが上司の23%、部下の9%だった。セクハラ被害に遭ったと回答した69人のうち30%は何も抗議や上司への報告をしていなかった。その理由は「抗議も役にたたないと思う」「抗議の仕方がわからない」「人間関係が悪化させたくない」などだった。一方、バー勤務の女性2人に個別に行った面談調査では、セクハラはバーに勤める人の日常生活の一部分になっていることが分かった。セクハラの主なものは性的な話題やジョークで、体に触られたり、文字やメッセージによるセクハラもあるという。【関連記事】