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高速鉄道問題、運輸局長が引責辞任も示唆
立法会鉄路事宜小組委員会は5月19日、高速鉄道の工事遅延問題について再び討議した。20日付香港各紙によると、同会議に出席した特区政府運輸及房屋局の張炳良・局長は引責辞任の可能性に初めて触れ、「私の具体的責任が認められる資料を独立専門家グループが見つけた場合、私はただちに辞任する」として辞任の条件を明示した。一方、香港鉄路公司(MTRC)のジェイ・ウォルダー最高経営責任者(CEO)には多くの議員が質問するなど批判の矢が向けられた。同委の田北辰・主席は、ウォルダーCEOが報告を待つだけで工程の進ちょく状況を積極的に監督していなかったと指摘。またウォルダーCEOは周大滄・工程総監が辞職を申し出た際、取締役会での討議を経ずに受理したことを明らかにした。【関連記事】