税関総署広東分署は５月２０日、広東省の貿易統計を発表した。２０１４年１～４月の貿易総額は前年同期比２３．５％減の１兆８８１０億３０００万元。４カ月連続の減少となるが、減少幅は１～３月の同２５．２％減から縮小した。うち輸出総額は同２１．１％減の１兆９５８億元、輸入総額は同２６．６％減の７８５２億３０００万元。貿易黒字は同２．３％減の３１０５億７０００万元だった。主要貿易パートナーのうち貿易総額が伸びを見せたのは欧州連合（ＥＵ）の同９．８％増だけで、ほかはいずれも減少。香港への輸出総額は同４７．２％の大幅減。日本への輸出総額は同２．０％減、日本からの輸入総額は同０．９％減だった。４月単月の貿易総額は前年同月比１８．７％減の５１９９億３０００万元、輸出総額は同１７．４％減の３０１７億６０００万元、輸入総額は同２０．６％減の２１８１億７０００万元。税関関係者によると、輸出の減少幅は３月に比べ約半分に縮小しており、来月は減少幅がさらに縮小するとみられる。【関連記事】