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預金準備率引き下げ、全面実施の可能性高まる
中国人民銀行(中央銀行)が6日に発表した四半期報告書の内容から、全面的な預金準備率引き下げの可能性が高まったとの見方が示されている。大手の中信証券では、人民銀が同報告書の中で、金融政策を「柔軟に運用」との言い回しを使っていることに言及。これまでは「合理的に運用」との文言が使われていた。同証券によれば、これまでに「柔軟に運用」という言葉が四半期報告書で使われたのは、2008年10-12月期など5回。いずれも預金準備率が引き下げられた時期と重複しているという。このことから、中信証券では全銀行を対象とした預金準備率の引き下げが実施される可能性が高まったとみている。(フィスコ提供)【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=8743