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高速鉄道、独立委員会設置し工事遅延を調査
香港鉄路公司(MTRC)は4月29日、高速鉄道の工事遅延と開通先送りの問題について独立委員会を設置し、高速鉄道プロジェクトの管理方式を全面的に再検討すると発表した。30日付香港各紙によると、独立委員会のメンバー6人はすべてMTRCの非常勤取締役で、元特区政府財経事務及庫務局長の馬時亨氏が主席を務める。委員会は工事遅延の原因、開通予定日、予算超過の問題などを詳細に検討し、7月に取締役会に報告書を提出する。だが身内による調査には懸念の声もあり、立法会鉄路事宜小組委員会の田北辰・主席は「政府が別の独立委員会を組織すべき」と述べた。また早期退職が発表された周大滄・工程総監のほかに西九龍総站工程項目総経理のアラン・メイヤーズ氏が退職したとの報道もある。【関連記事】