食肉加工の萬洲、上場を棚上げ 今年最大の新規株式公開(IPO)として注目されていた萬洲国際の上場が見送られた。4月30日付香港各紙によると、同社は公募価格の下限としていた8ドルでの上場を予定していたが、最近の香港の市況の悪化と、大口海外投資家の取得が予定より鈍いことなどを理由に、29日、上場自体の棚上げを決定したという。同銘柄は当初4月30日の上場を予定していたが、市況が思わしくないとして5月8日に延期したばかりだった。これにより、予定されていたスミスフィールド・フーズ買収に要した債務の返済が困難になり、市場関係者からは別ルートでの資金調達を模索するのではないかとの見方も強まっている。【関連記事】 |
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