李源潮・国家副主席は４月２４日午前、香港メディア幹部２０人余りの訪問団と会見し、「セントラル占拠行動」に反対する姿勢を示した。２５日付香港各紙によると、中央港澳工作協調小組の副組長を務める李副主席はセントラル占拠の弊害を（１）違法である（２）普通選挙を妨げる（３）香港の繁栄と安定を破壊する――と指摘し「中央は断固反対する」と述べた。同日午後に訪問団と会見した国務院香港マカオ弁公室の王光亜・主任は、セントラル占拠が発生すれば特区政府と警察が法に基づき処理できると信じているが、「特区政府から協力の要請があれば中央は特区政府と密接に協議する」と強調、ただし中国人民解放軍が出動するかどうかは答えなかった。さらに「今後２、３年は政治的に非常に微妙な時期」と述べ、香港が混乱に陥らぬようメディアの役割発揮に期待を寄せた。【関連記事】