23日の中国本土市場はまちまち。上海総合指数は前日比0.26％（5.45ポイント）安の2067.38と反落した。深セン成分指数は同0.59％（43.51ポイント）高の7434.73で取引を終えた。上海総合指数は午前に小高くなる場面も見られたが、総じてマイナス圏での推移となった。新規株式公開（IPO）が来月にも再開されるとの観測が浮上する中、需給悪化への警戒感が継続した。また、HSBCが朝方発表した中国の4月製造業購買担当者景気指数（PMI）は速報値で48.3と、前月から上昇。ただ、市場予想と一致したほか、引き続き好不況の節目となる50を下回っていることもあり、反応は限定的だった。（フィスコ提供）【関連記事】