民主派の一部では「セントラル占拠行動」を７月１日に繰り上げて実施することが計画されているが、発起人の戴耀廷氏は否定的な見方を示している。陳方安生（アンソン・チャン）元政務長官が発足した香港２０２０の李永達・研究総監は４月１８日付『りんご日報』で、７・１デモの後にセントラルで局部的に占拠行動を実施することを明らかにした。すでに準備段階に入り、５００～１０００人の規模を想定している。翌日正午まで座り込みを行うが、警察に短時間で鎮圧されれば逆効果なので、多くの参加者を集める考えだ。だが２２日付『香港経済日報』『星島日報』によると、戴耀廷氏は７月１日は「全面的に展開するタイミングではない」と指摘。計画では６月２２日に住民投票を行い、全国人民代表大会（全人代、国会に相当）常務委員会の決定を待って行動を決めることとなっているが、局部的な実施も排除しないという。【関連記事】