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ビクトリア公園のプールで救命員がスト
ビクトリア公園内のプールの救命員がストライキを起こし開業時間の短縮を余儀なくされている。4月22日付香港各紙によると、同施設で21日、午前午後あわせて8人もの救命員が病気を理由に出勤を拒否したという。同施設では9人の救命員の常駐が必須となっており、康楽及文化事務署では安全管理に支障がでると判断、プールの開業時間を短縮することとなった。現在、救命員や監視員が組織する労組「港九拯溺員工会」と同署の間で救命員の新規雇用を巡り対立が続いている。今回の「病欠」はその対抗措置としてのストライキの側面があるようだ。2004年に同署が全救命員の30%にあたる人員を削減して以来、公営プールやビーチでは慢性的な人材不足が続いており、労組側では救命員の新規採用増を同署に求めていた。【関連記事】