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環球時報、民主派と米副大統領の会談を批判
『人民日報』傘下の『環球時報』は4月8日付の社説で、米国のバイデン副大統領が陳方安生(アンソン・チャン)元政務長官と李柱銘(マーチン・リー)元民主党主席と会談したことを批判した。9日付香港各紙によると、『環球時報』は「香港民主派のホワイトハウスへの告げ口はヘボ碁だ」と題し、民主派は香港の内部事務を彼らと国家全体との対立にしていると非難、このままでは「彼らの負けは決まりだ」と述べた。香港に対する米国の影響力は1980~90年代の英国とは比べものにならないと指摘し、「民主派は西側を救世主とするのではなく、建設的な態度で香港での役割を築くべき」と促した。外交部駐港特派員公署も先に外国の干渉に断固反対するとの姿勢を示し、「香港は微妙な時期に当たるため、米国は香港事務への言行を慎み、香港問題が中米関係を損ねないことを望む」との声明を出した。【関連記事】