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立法会の上海訪問、民主党から2人が参加
民主党は4月3日、中央委員会会議を行い、立法会議員全体による上海訪問に2人を派遣することを決めた。4日付香港各紙によると、民主党はまず党から2人参加させることを決定し、所属議員6人の中から単仲偕氏と黄碧雲氏が選ばれた。これによって民主派からの参加は14人、全体では57人となる。参加するのが政治体制改革に比較的通じている何俊仁(アルバート・ホー)前主席らでないことに疑問が持たれているが、民主党の劉慧卿・主席は人選の理由として「2人は香港人の尊厳を守り中央官僚に普通選挙を要求するのに適している」とだけ説明した。香港中文大学の蔡子強・高級講師は、民主党幹部が参加しないのは2010年の政治体制改革を教訓にして先駆け的役割を担うのを避けるためとみている。【関連記事】