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立法会議員の上海訪問、選挙問題に半日割く
梁振英・行政長官は3月27日、4月に予定している立法会議員の上海訪問の主要スケジュールを発表した。行程は(1)上海市幹部との会談と宴会(2)上海のインフラ計画、産業基地の視察(3)上海自由貿易試験区などに関する専門家との討論(4)国務院香港マカオ弁公室の王光亜・主任、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の李飛・副秘書長(基本法委員会主任)との会談(5)上海在住香港人との宴会――となっており、特に政治体制改革などについて討議する(4)には2日間のうち半日の時間を割くという。国務院香港マカオ弁公室主任が立法会議員全員と会談するのは初めてであり、梁長官は好機をむだにしないよう呼びかけた。28日付香港各紙によると、民主派からは単独会談が確定していないことに失望の声が上がっているが、消息筋は半日の時間を用意していることは全体会談の後で個別に討議するつもりだと指摘した。【関連記事】