バックナンバー
|
|
セントラル占拠、住民投票や実施前倒しも
セントラル占拠行動は3月9日、昨年から行ってきた第2次討論会を総括し、今後の行動スケジュールを決定した。10日付香港各紙によると、セントラル占拠行動の戴耀廷・発起人は、5月6日に第3次討論会、6月22日に1回目の住民投票を実施すると発表。市民に普通選挙案を選ばせ、投票結果を中央と特区政府に提出する。さらに8~10月に全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会が選挙制度改正を認可する段階で「真の普通選挙」が実現しない制限を行った場合、セントラル占拠を前倒しで実施することも示唆。実施は意向書にサインした2000人による投票で決定するという。全国香港マカオ研究会の劉兆佳・副会長は8日に出演した無線電視(TVB)の番組で、民主派が「住民指名」と「政党指名」に固執すれば合意は得られず、セントラル占拠が発生すれば流血の事態となる可能性を指摘した。【関連記事】