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中国本土の株式市況=3月10日
10日の中国本土市場は大幅続落。上海総合指数は前営業日比2.86%(58.84ポイント)安の1999.07、深セン成分指数は同2.87%(210.04ポイント)安の7118.44で取引を終えた。売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、後半に下げ幅を一段と拡大させた。上海総合指数はこの日、終値べースで1月20日以来の安値を更新し、2000の大台を割り込んで引けた。弱い貿易収支が成長鈍化懸念を強めた。2月の貿易収支は市場予想に反して229億9000万米ドル(約2兆3680億円)の赤字に転じた。また、中国人の乗客を多く乗せたマレーシア航空370便機が行方不明になっていることも、航空や旅行、ホテル、保険などの売り手がかりとなった。(フィスコ提供)【関連記事】