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中国本土の株式市況=3月5日【中国―経済】
5日の中国本土市場は続落。上海総合指数は前日比0.89%(18.39ポイント)安の2053.08、深セン成分指数は同0.67%(48.98ポイント)安の7298.13で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は利益確定売りに押され、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。きょう5日に開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で発表された「政府活動報告」の内容にサプライズがなかったことが利益確定売りを誘った。李克強首相は5日、2014年の成長目標とマネーサプライM2の増加目標をそれぞれ7.5%、13%に設定すると発表したほか、同年のインフレ目標を3.5%前後に抑える方針を示した。一連の経済目標は2013年とほぼ同じ内容となり、期待していた緩やかな金融緩和は発表されなかった。(フィスコ提供)【関連記事】