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報道5団体、報道への暴力に抗議するデモ
『明報』前編集局長が襲撃されたことを受けて5大報道関連団体は3月2日、報道に対する暴力に抗議するデモを開催した。3日付香港各紙によると、参加者数は主催者発表で1万3000人、警察の推計ではピーク時に8600人。デモ隊は特区政府本庁舎から警察本部まで行進し、襲撃犯の早期逮捕や反暴力、法治、報道の自由を守ることを訴えた。主催したのは15紙の経営者からなる香港報業公会、メディア管理職からなる香港新聞行政人協会、第一線記者からなる香港記者協会、左派紙による香港新聞工作者連会、カメラマンからなる香港撮影記者協会で、この5団体が連携してデモを行うのは初めてであるほか、民主派と親政府派の議員、新聞学部の学生、芸能人など立場の異なる者同士が集まった。2月23日に行われたデモのような政府が報道に干渉したと主張する「反滅声」とのスローガンは掲げなかった。【関連記事】