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活鳥の販売再開、本土産は4カ月販売禁止
鳥インフルエンザ(H7N9型)対策で21日間閉鎖されていた活鳥の卸売市場が2月19日に再開された。同日付香港各紙によると、特区政府食物及衛生局の高永文・局長は卸売市場を再開するものの、中国本土からの活鳥輸入はさらに4カ月間停止すると発表した。政府は本土産活鳥を地場産と区別して保管する施設を設け、検疫結果が出てから卸売市場に運ぶ考えで、保管施設の立地を選定しているところだ。4カ月後にまだ保管施設が用意できない場合は引き続き輸入を停止する可能性もある。卸・小売商10人余りは政府の決定に不満を持ち、長沙湾の卸売市場で抗議活動を実施。鳥を運ぶ空のケースを積み上げて地場産活鳥の搬入を阻止した。同日には地場産活鳥が約3万羽販売されたが、活鳥供給の3分の1を占める本土産が販売できないことから地場産の価格を70%余り引き上げる卸売商も現れた。【関連記事】