中央人民政府駐香港特区連絡弁公室（中連弁）は２月１３日、新春パーティーを開催し、張暁明・主任が普通選挙に向けた政治体制改革ついて法律を逸脱することに反対を表明した。１４日付香港各紙によると、張主任はスピーチで「基本法と全人代常務委の決定に基づきさえすれば、いかなる方法も中央は喜んで話し合う」と述べ、この２つの規定に外れたものは「１国２制度」や中央の憲政的地位を軽視することに当たるため強固に反対する姿勢を示した。これは一般市民が行政長官候補を指名する「公民指名」が基本法に違反することを示唆したとみられている。今回の新春パーティーで中連弁は初めて民主派議員全員を招待し、うち７人が出席。ただし３人が張主任のスピーチ前に退席したほか、スピーチが始まる際にデモのスローガンを叫んだ社会民主連線（社民連）の梁国雄氏（長毛）も退席させられた。【関連記事】