中国のオンラインゲーム会社で、ニューヨーク証券取引所に上場する巨人網絡集団（ジャイアント・インタラクティブ）が、保有するアリババ・グループの株式を売却していたことが分かった。アリババの新規株式公開（IPO）を前に、利益を確定したものと指摘されている。巨人網絡は12日、保有するアリババ株を全数売却したと発表。買い手は米投資会社タイガー・グローバルで、売却額は1億9900万米ドル（約200億円）。巨人網絡は2011年9月に5000万米ドルでアリババ株を取得しており、2年半でその価値は4倍弱に膨らんだ格好となる。（フィスコ提供）【関連記事】