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東莞の売春摘発、きっかけはCCTV
中国中央電視台(CCTV)が東莞市の売春に関する潜入取材を行い、中国全土で放送され波紋を呼んでいる。2月10日付香港各紙によると、同番組が放送されたのは9日。シェラトンホテル、太子酒店、源豊酒店などの高級ホテルで、客がマジックミラー越しに踊る全裸の女性を選ぶ様子や、番号をつけた女性が1人ずつ料金とともに紹介される様子など、衝撃的な内容が報じられたという。放送内容を受け地元警察が動き、9日夜までに12カ所を摘発、67人が逮捕されたものの、今のところ各ホテルとも通常営業を続けている。また、番組では地元警察が売春を容認していたともほのめかしており今後も議論を呼びそうだ。もともと東莞は風俗産業が盛んで中国国内では「東莞式服務(サービス)」と称されるほどだったが、ホテル間の競争が激化しており、客離れを防ぐために各ホテルでも同様のサービスが提供されている。【関連記事】