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『明報』人事発表で職員110人が抗議
『明報』は1月20日、人事異動を発表し、劉進図・編集局長は系列の世華網絡資源営運総監に転任、張健波・編務総監が暫定的に編集局長を兼務することとなった。21日付香港各紙によると、幹部は依然としてマレーシア『南洋商報』の鍾天祥・元編集局長を新編集局長として迎える意向で、早ければ春節(旧正月)明けに就任する。編集局職員らはこれに不満を抱き、人事発表後に110人が同社1階に集まって5分間の沈黙の抗議活動を行った。「明報員工関注組」は先に幹部に提示した編集局長人選に関する4つの要求に鍾天祥氏は適さないとの立場を示した。また20日付『明報』の別刷りではコラムニスト4人が連載欄を空白にして抗議の意思を示した。立法会の梁家傑・議員(公民党)は22日、報道の自由を維持するため「編集・取材の独立自主を守る」との動議を提出する。【関連記事】