日本貿易振興機構（ジェトロ）は1月20日、食品制度セミナーを開催する。日本における食品表示制度については、従来関連３法により内容が規定されていたが、2013年6月に成立した「食品表示法」により、今後２年程度を目途に、表示に係る内容については同法により一元的に規定する枠組みへ移行すると共に、表示に係る国際基準も視野にいれつつ、栄養成分や原産地の表示など、運用・細則につき議論が進められていく。他方、香港では、食品需要のほとんどを輸入品に頼る地域柄、係る表示関係規制等については、コーデックス等、国際基準に準拠し定められているが、表示制度の運用・実務における香港・日本間の類似性や差異等につき、関心が高まっている。同セミナーは、同法に係る規制の概要・運用・トピック等、日本政府担当官の見解を聞くことができる絶好の機会となる。時間は14：30～16：30、場所はNOVOTEL Century Hong Kong, Plaza4（湾仔）。講師は消費者庁食品表示企画課の安藤峰雄氏。食品商社、スーパー・デパート・ホテルの仕入れ担当者、日本食レストラン・ホテルのシェフなどの日本食品関係者を対象とする。【関連記事】