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『明報』編集局長交代、社員代表が幹部と会談
『明報』の社員からなる「明報員工関注組」代表は1月13日、経営陣と会談した。14日付香港各紙によると、会談には『明報』を発行する世界華文媒体の張裘昌・行政総裁、翁昌文・執行主席特別助理、『明報』の呂家明・編務董事、張健波・編務総監、劉進図・編集局長、李燕瓊・行政及人力資源総監、それに「明報員工関注組」代表16人が出席した。双方は新たな編集局長の人選に関する4つの要求のうち「言論の自由を守り社会の公器としての『明報』を維持する」と「経営陣の信任を得る」の2つについて合意。だが「編集部の信任を得る」と「香港の事情に通じている」については経営陣から明確な回答は得られず、16日に再度討議することとなった。先の経営陣と編集局幹部の会談時、新編集局長としてマレーシア『南洋商報』の鍾天祥・元編集局長が候補の1人であることが明らかにされた。【関連記事】