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中国本土の株式市況=1月6日
6日の中国本土市場は大幅続落。上海総合指数は前営業日比1.80%(37.43ポイント)安の2045.71、深セン成分指数は同2.61%(209.87ポイント)安の7818.46で取引を終えた。上海市場はこの日、終値ベースで2013年8月8日以来の安値を更新した。小幅安で寄り付いた後はじりじりと下げ幅を拡大させ、大引けまで安値圏でもみ合った。1年以上停止している新規株式公開(IPO)が近く再開されるとの観測が需給懸念を強めた。当局が相次いでIPO申請を承認したほか、来週に18社が公募を行うとの報道が警戒された。また、年始に発表された経済指標が総じて軟調だったことも圧迫材料。中国紙の『第一財経日報』がまとめた調査では、昨年10-12月期の成長率が7.6%に鈍化すると予測された。(フィスコ提供)【関連記事】