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海洋公園、動物の死亡多数でも最高収入
オーシャンパーク(海洋公園)で過去1年間で死亡した動物の数は695匹に上ることがわかった。12月19日付香港各紙によると、これは海洋公園の2012年7月~13年6月の決算発表で明らかにされたもの。陸上哺乳類では栗子の愛称で親しまれていたレッサーパンダ1匹とアカテタマリン2匹の計3匹が死亡しており、レッサーパンダの死因はまだ断定されておらず、アカテタマリンは細菌感染による病死だという。爬虫類はオオアナコンダ、マレーハコガメなども細菌感染などにより6匹が、また両生類はヤドクガエル、アカメアマガエルなど14匹が内臓疾患や寄生虫などにより死亡している。鳥類の死亡は41羽。鳩など肢体欠損を原因とする死亡が多かったようだ。海洋哺乳類の死亡例はないものの、魚類の死亡は多く、80匹と大量購入した太平洋クロマグロの全個体など、631匹の死亡が確認されている。一方、同園の収支は絶好調で、同年度の入場者数が770万人と前年度比9%増、売上高も19億ドルで同19%増とどちらも過去最高を記録した。【関連記事】