バックナンバー
|
|
中国本土の株式市況=12月12日
12日の中国本土市場は小幅続落。上海総合指数は前日比0.06%(1.37ポイント)安の2202.80、深セン成分指数は同0.11%(9.15ポイント)安の8400.65で取引を終えた。終始こう着感の強い展開となった。ウエートの高い銀行や資源関連の下落が相場の重し。大手5行がきょう12日、銀行間市場で総額190億元(約3200億円)の譲渡性預金(CD)を発行するため、中小銀行の利益率が圧迫されるとの懸念や銀行セクターに与える影響を見極めるムードが強まった。このほか、中国人民銀行(中央銀行)がきょう買いオペを見送ったことも流動性不足懸念をやや強めた。外部環境では、前日の欧米市場が軟調だったことや、米量的緩和(QE)の早期縮小観測が警戒された。(フィスコ提供)【関連記事】