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普通選挙「3軌制」案提示、民主派共同案へ
民主党と工党は12月8日、党内会議を行い、2017年の行政長官選挙と16年の立法会議員選挙の選挙制度改正案を討議した。行政長官選挙については政党や一般市民が行政長官候補を指名できる改正案を堅持しているが、香港基本法に沿うため指名委員会の存在を尊重する姿勢に傾いたもようだ。9日付香港各紙によると、民主党案は候補者指名プロセスで「3軌制」を採り、(1)2016年の立法会選挙直接選挙枠で5%の票を獲得した政党(2)登録選挙人の2%(7万~8万人)(3)指名委員会の10%――のいずれかの支持を獲得した上で指名委員会の確認を経れば立候補できるというもの。工党も同様の案を提示した。真普選連盟は来年1月にこの3軌制案を発表する意向で、民主派の共同案となる可能性が高いとみられている。【関連記事】