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不良債権処理の信達がIPOに向け公募開始
中国本土の4大資産運用会社のひとつ、信達資産管理が香港証券取引所での新規株式公開(IPO)に向け、11月28日から公募を開始する。26日付香港各紙によると、発行株式数は53億1900万株。公募価格は3.00~3.58ドルで、資金調達額は最高で約190億ドルと今年最大規模となる。公募は12月3日正午で締め切られ、上場は12月12日を予定している。取引は1000株単位で、およそ3616ドルからの投資が可能だ。同社は不良債権処理を主な業務としているが、今後3年、中国国内の銀行の不良債権率が拡大し続けるとの予測もあり、同社の高成長を疑う声は少ない。また、著名な米国人投資家であるジョージ・ソロス氏も同銘柄の株式取得を検討しているなどと伝えられており話題となっている。【関連記事】