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REITの春泉産業信託がIPOに向け公募
北京の高級オフィス物件を中心に手がけている、不動産投資信託(REIT)の春泉産業信託が香港証券取引所での新規株式公開(IPO)に向け、11月25日公募を開始した。同日付香港各紙によると、発行株式数は4億395万株、公募価格は3.81~4.03ドルで、資金調達額は最大で約17億7000万ドルを目指す。公募は11月28日正午で締め切り、上場は12月5日を予定している。取引は1000株単位で、およそ4070ドルからの投資が可能となる。同信託の豊島俊弘・主席は「今年の配当は4.94~5.23%程度になるだろう」と同信託の高利回りをアピール、将来の展望についても「アジアの商業物件を中心に手を広げたい」と抱負を述べた。ちなみに今年の不動産投資信託の上場としては、開元産業信託に続き2社目となる。【関連記事】