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全人代基本法委主任が来港、政治改革で交流
全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会副秘書長兼香港基本法委員会の李飛・主任が11月21日に来港した。香港各界代表と交流し、行政長官選挙など政治体制改革に向けて中央の原則を説明するとみられる。同日付香港各紙によると、3月に就任した李主任は特区政府の招きで基本法委員会の張栄順・副主任とともに来港、3日間滞在する。初日は政治体制改革諮問タスクフォースの林鄭月娥・政務長官、袁国強・司法長官らと会談、22日には行政会議メンバー、高官、弁護士団体と会談、昼食会で各界関係者と交流する予定だ。ただし民主派議員では公民党の2人が昼食会に出席するだけとなるため、民主派議員23人は20日、李主任との会見を求める公開書簡を林鄭長官に送った。2004年に基本法委員会の喬暁陽・前主任が来港した際は学者や民主派議員など幅広く接触したことに比べると、今回は後退しているとも批判されている。【関連記事】