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海洋公園、シュモクザメ6匹の死因が解明
先ごろ香港海洋公園(オーシャンパーク)で飼育していたシュモクザメ(ハンマーヘッド・シャーク)6匹が死んだ件について、同園が11月13日、死因の調査結果を発表した。同日付香港電台(RTHK)ニュースによると、オゾンの副産物を過量吸入した中毒死であることが分かった。解剖の結果、えらの細胞と脳に損傷が見られたという。飼育水槽に設置されていたオゾンの副産物排出を調整するための感知器が故障していたが、オゾンの感知器は正常に作動していた上、副産物の感知器は毎回異常を示していたわけではなく時々だったため、発見が遅れたようだ。加えて、副産物の排水口はメーン水槽の感知器から離れた場所にあったため、同園が毎日行っている水質テストに引っかからなかったという。同園ではすでに修理を行った。【関連記事】